旅馬の舞台裏

和休が昔乗っていた車の写真

押し入れを掃除していたら、このブログでも数回登場しているお友達の「ぶちょ」さんが撮影してくれた、和休の車の写真を保存したCD-Rが出てきました。

日産マーチ

和休が初めて購入した車は、HONDA CR-X SiR EF-8 5MTでした。

友達から5万円で購入し、さぁ明日は名義変更という日にタクシーに追突され、廃車になりました。

なんとか示談もまとまり、次の車を当時普及し始めたインターネットを通じて購入したのです。ただ、オークションのような個人売買ではなく、仲介業者を通じての購入でした。

このマーチは、けっこうレアなグレードだったんです。

当時のマーチは、AとかBというグレードにそれぞれ1300ccと1000ccの2種類のエンジンが設定され、1300ccは#(シャープ)が付き、1000ccは♭(フラット)が付いたりつかなかったりというグレード構成。

和休のマーチは、スポーツグレードだったGの1000cc版でした。

なんと5速マニュアルミッションを搭載し、メーターパネルには控えめながらタコメーターがしっかり装備されていて、バンパーには上級グレードと同じフォグライトが装備されていました。

グリルもGグレード専用のデザインなんです。

販売会社の方によると、前のオーナーは宮崎にお住いの年配の方で、走行距離は80,000kmだったものの、きれいに乗っておられました。

社会人になり、一応安定した収入も得たので、次の車は学生時代から一度乗ってみたかった車を、がんばって購入することにしたのでした。

PEUGEOT 205GTi

おフランス製のプジョーざんす。

この車のことは、一度記事にしています。

waq3-travelog.hatenablog.com

1994年式のGTiです。このサイズのボディーに1900ccのエンジンを搭載し、キビキビとした走りでした。

左ハンドルの5速マニュアル車だったのですが、運転操作はそんなに難しくなかったです。

でも、国産と違うところがあちこちにあって、なかなか貴重な体験ができました。

  • スピードメーターに0が無い
  • ハイオク仕様だ
  • 薄いシートなのに、すわり心地がとてもいい
  • ホーン(クラクション)のスイッチはウインカーレバーを根元方向に押し込む
  • エアコンの風量は0にならない
  • 夏、クーラーを設定しても足元は少し暖かい風が出る
  • 走行中、内気循環と外気導入の切り替えができない
  • フロントバンパーのライトは、フォグライトではなくドライビングライト。単体で作動せず、ヘッドライトをハイビームにすると連動して点灯する。
  • ドアミラーの調整は、室内ににょっきりでた棒を操作して行う
  • ドアミラーは折りたためない(気持ち程度折れる?)
  • 灰皿がでかい
  • スペアタイヤが床下つりさげ式
  • サンルーフのロックは、エンジンの負圧を使って行う
  • パワーウインドゥのスイッチはオートモードが無い
  • パワーステアリング装着車だけど、重いハンドル
  • アクセルペダルは床下から生えているオルガン式
  • クラッチペダルの踏面は、ブレーキペダルより上を向いている
  • ゴムやプラスチックの材質は国産車の方が良い

などなど。

スペアタイヤが床下つりさげ式なのは、バカンスのときトランクに荷物満載でお出かけ中にパンクしても、スペアタイヤにすぐアクセスできるようにできているそうです。

ウインカーとホーンが一緒になっている理由は、ホーンとパッシングが同時にできるように、だそうです。確かに、ホーンを鳴らすと無意識にレバーを手前に引いてしまい、パッシングしやすいです。

今の日本なら、トラブルに発展しそうですが。

海外旅行すると、日本と違うところがいろいろありますよね。輸入車に乗ると普段の生活に少し海外旅行の要素が入って面白いですよ。