旅馬の舞台裏

うなぎ八尾徳のお櫃うなぎ茶漬を食べました

2023年11月18日、和休の家で法事が行われました。

和休の両親は2021年に浜松から神戸へ来ているのですが、お寺とお墓はまだ浜松にあることから、法事は浜松で行うことになりました。

久しぶりに新幹線で浜松駅に向かい、滞りなく法事を終え遅い昼飯を食べることに。

浜松といえばうなぎですよね。

和休家は、じーちゃんばーちゃんの代から「かねりん」というお店に行っていました。

「かねりん」は、浜松にある老舗で、浜松駅から浜名湖を結ぶ「雄踏街道」の旧道沿いにあるお店です。

スズキの会長も、ここをよく利用されるとか。

kanerin.net

うなぎ八尾徳南店の入口

ですが、今日は食事の後、新幹線で浜松駅から神戸に帰るので、駅近くの店にしました。

浜松駅近くのうなぎの店と言えば、ここ、「うなぎ八尾徳」です。

www.unagiyaotoku.com

うなぎって、関西と関東で捌き方が異なるのはご存知でしょうか。

関西では、腹側から切り裂いて開いたものをじっくり時間をかけて焼き上げて仕上げます。

これに対し、関東では背中側から開いたものを一旦蒸して柔らかくしたうえで焼き上げて仕上げます。

関東は、武士社会でしたから。腹を切る=切腹につながることから背中から開くようになったといわれています。

関西は、大坂を中心とした商人の文化が栄えていましたから、「腹を割って話す」から腹開きになったとか。

面白いことに、その境界線は浜松駅のちょい東側を流れる天竜川と言われていて、浜松では関西風、関東風、両方のいいとこどりをした浜松流と、店によってさまざまな提供方法があります。

うなぎ八尾徳南店のお櫃うなぎ茶漬

ここ、うなぎ八尾徳の看板メニューは「おひつうなぎ茶漬」です。今回、和休もこれを選びました。

ぱっと見は名古屋の「ひつまぶし」ですが、名古屋のひつまぶしが焼きで仕上げたうなぎで、味付けも濃いめが多いのに対し、ここのうなぎ茶漬けは、比較的あっさりした味で、和休好みでございました。

昼時には、店の前で手ごろなうなぎ弁当が販売されています。

もし、浜松でお昼の時間になりましたら、是非食べていただきたい一品です。