結構前の話になるのですが、家族でキャンプに行った帰り道のできごと。
小雨が降っていたので、ワイパーを動かしながら車を運転していたんです。
対向車からか、前を走っていた車であったかは定かではないのですが、小石がフロントガラスめがけて飛んできました。
その小石がなんとワイパーとガラスの隙間に入り込み、きぃぃぃぃ~と嫌な音を立ててワイパーが動いてしまったのですぅぅぅ。
(T-T)
がっつりと傷が入りました
あわてて路肩に車を寄せてガラスをチェックすると、なんとガラスに傷が入ってしまったのです。
傷の深さは、爪が引っかかるかどうかという程度なんですが、運転するには邪魔な存在です。
DIYで修理できるかな?
帰宅後、ネットで修理の方法を調べてみると、「酸化セリウム」というもので磨くとよい、という情報を得ました。
さらに調べてみると、「キイロビン」という油膜取り剤に酸化セリウムが含まれていることが分かりました。
これならうちにもあるゾ!ということで、早速キイロビンで傷を磨いてみることにしました。
電動ポリッシャーなどのお助けグッズはありませんので、付属のスポンジにキイロビンを含ませてひたすら磨きます。
ゴォシゴォシゴシゴシ、と磨くこと30分、手が疲れました😩
残念なことに、傷はあまり消えていません。改めて見るとちょっとは薄くなったような気もしますが、傷が消えるまで手作業でやるのは難しそうです。
そこで、プロに依頼することにしました。
いつもお世話になっている車屋さんに聞いてみると、ガラス研磨はやっていなくて、ガラス交換になるとのこと。
フロントガラスは、いつ飛び石で割れてもおかしくありませんから、できるだけ安く修理したい。
そこで、ネットで見つけたお店に修理できるか聞いてみることにしたのです。
プロのテクニックは素晴らしい
今回、和休がお願いしたのは、カーハート神戸というお店。
お店を訪れてみると、ピッカピッカに磨き上げられた車が止まっています。
和休のアルファードはほどんど洗車しないし、ワックスがけなんていつしたのやら、といった状態。お店の前に止めるのがちょっと恥ずかしかったです。
お店の方に上体を見てもらうと、研磨で修理できそうなので、改めて作業日を予約。
作業時間はおよそ4時間程度。朝預けて、お昼過ぎには作業完了との連絡がありました。
受け取ってみてびっくり。むちゃくちゃ視界がきれいなんですね~。
今回入ってしまった傷はもちろん、ワイパーの拭きとり跡の細かい傷がすべて消え去っています。
処理していない助手席側と比べると、はっきりわかります。
というか、こんなに細かい傷が入っていたのか!と驚きましたね。
ところで、ワイパーの拭き跡ってなぜつくのでしょう。
これは、砂の中に、ガラスの原料である石英が含まれているのが原因です。
ガラスはとても硬いのでそうそう傷は入らないのですが、石英はガラスと同じ硬さがあります。
つまり、フロントガラスに舞い上がった砂が、ワイパーの動作によりわずかに傷を入れてしまのですねぇ。ワイパーの拭き跡はこのようにして生じるのです。
今回、依頼したのはフロントガラスの運転席側の半面なんですが、プロの腕によって磨き上げられたガラス面はまるで新車のよう。
思い切ってお願いして良かったです。
気になるお値段ですが、ガラス半面で25,000円~35,000円程度(税別)。全面をお願いすると50,000円程度です。
アルファードのフロントガラスを交換するとなると、20万円近く覚悟しておいた方が良いですから、中々安く仕上がったのではないでしょうか。
2020年1月25日 144,600km
フロントガラス研磨
カーハート 神戸店
※営業時間等は、和休が調べたものです。変更されている可能性があります。