旅馬の舞台裏

AQUOS sense(SHV40)のバッテリーを交換してみました

さて、電源が入らないAQUOS sense。ネットで見つけたいくつかの修理業者に問い合わせてみました。

ところが、どうも使用していて突然電源が落ちる、という症状は、「けっこうヤバイ(悪い方に)」症状のようです。

「多分、基盤がダメなので、データを取り出すことは困難だと思います。」と返事が返ってくることもありました。

 

UQモバイルの修理受付窓口

端末を購入したUQモバイルの修理受付窓口では、バッテリーが弱っているのでは?という診断でした。

「じっくり時間をかけて充電してみてください。」という回答をいただいたので、数時間充電してみたのですが、改善されません。

有償になりますが、修理の受付はしてくれるそうです。でも、データが消去されてしまうので、今回の目的が達成できませんから、UQモバイルに修理をお願いすることはやめました。

www.uqwimax.jp

 

Googleのヘルプ

続いて、Googleの「Android に関する問題のトラブルシューティング」というページを見つけ、そこで紹介された手順を踏んでみましたが、やっぱりダメです。

support.google.com

 

いくつかのサイトで、「バッテリーを交換すると復活する」なんて書いてあるので、ダメもとでバッテリーを交換してみることにしました。

ところが、AQUOSって、バッテリーだけでなく、そもそも新品の部品が流通していないそうです。

ネットで見つけた修理業者も、「中古の同型機を仕入れてくれたらバッテリーの交換をします」、「こちらで用意した中古端末のバッテリーと交換します」という回答ばかり。

 

ふと、ヤフオク!を覗いてみると、、、

ありました!新品の純正バッテリーが、スマホ分解工具付で出品されています。

とてつもなく怪しい(失礼!)ブツですが、「ワラにもすがる」とはこのこと。一縷の望みを託し、こいつを入手しました。

 

SHV40を分解する

記事を参考にされることは構いませんが、故障、事故、怪我等の危険性があります。このようなトラブルに対し、和休は一切の責任を負いません。

自己責任で行ってください。

 

 

YoutubeにアップされていたSHV40の分解動画を見ながら、分解します。

 

SIMトレイを取り外す

まず、SIMトレイを抜き取ります。

 

SHV40の電源ボタン付近

電源ボタンの横あたりから工具を差し込み、裏蓋を外していくそうです。

 

SHV40の裏蓋を開ける

ギターのピックのような工具を差し込んで、隙間を広げていきます。

 

SHV40の裏蓋を取り外したところ

ドキドキしながらなんとか裏蓋が外れました。

 

SHV40の防水シートをはがす

続いて、黒い防水シートをはがします。

 

SHV40の防水シートをはがしたところ

がっちり引っ付いていますが、ドライヤーで熱すると、あっさりはがすことができました。

 

SHV40のNFCの部品を取り外す

NFCの部品を外していきます。4か所ネジで留められていますので、まず、ネジを外します。

4本とも同じ大きさのようです。

 

SHV40のNFCの部品を取り外す

NFCのアンテナを慎重にはがします。1か所、粘着剤がはられていないところがあるので、そこをきっかけにはがしていきます。

 

SHV40のNFCの部品を取り外す

ここに工具を差し込んで、部品を浮かせながら、2か所のツメを外します。

 

SHV40のNFCの部品を取り外したところ

無事、NFCの部品を取り外すことに成功しました。

 

SHV40のバッテリーを取り外す

ここまできたら楽勝です。バッテリーを固定している青いフィルムをはがします。

 

SHV40のバッテリーを取り外す

基盤とバッテリーを接続しているコネクターを外します。

 

SHV40のバッテリーを取り外したところ

バッテリーが分解できました。

 

SHV40とバッテリー

ヤフオク!で入手した新品バッテリーです。

 

SHV40のバッテリー

ホンモノのように見えます。

 

SHV40に新しいバッテリーを取り付けたところ

分解と逆の手順で新品バッテリーを取り付けました。バッテリーには交換した日付を入れておきました。

 

SHV40にNFCの部品を取り付けたところ

NFCを取り付けて。

 

SHV40の防水シートを貼り付けたところ

防水シートを(適当に)貼り付け。

 

SHV40の裏蓋を取り付ける

本体を裏蓋へ入れていきます。電源ボタン側から入れていきます。

 

SHV40組み立て完了

完成しました!「あ、やっちまった」的な感触もなくここまでやってこれました。

汗を拭きながら、はやる気持ちを抑えて、電源を入れてみます。

 

電源が入らないSHV40

ちーん。

うんともすんともいいません。