先日、和休の両親が、それまで住んでいた浜松から神戸に引っ越してきました。
神戸市は海と山に挟まれた平地を中心に東西に広がってきた歴史をもち、平坦な土地は少ない特徴があります。
和休の両親は、浜松から自転車を持ってきたのですが、思っていたより家の近所に坂道が多かったので、全く乗らなくなってしまいました。
そこで、自転車を持っていなかった和休がもらうことにしたのです。
漢の無変速仕様
こちらが、和休がもらった自転車です。ブリヂストン製のママチャリですね。
変速機がついていないので、平坦な土地向けの仕様です。和休の自宅も山の中なので、おそらくほとんど使うことは無いのでしょうけど、自転車欲しかったんですね。
さて、引き取ってきたのですが、ほとんど乗っていなかったので自転車の各部には、カビや汚れが溜まっています。
軽く部品交換して、シャキッとさせます。
サドル交換
まず初めに、カビカビのサドルを交換することにしました。
amazonで、ブリヂストンのサドルを発見しました。グレーは無くて、黒しか見つかりませんでした。
裏面の説明書きを読むと、サドルとサドルの支柱(シートポスト)を繋げているナットを緩めて、サドルを外すようです。
ここです。それなりに固く締まっているので、自転車から取り外す前に緩めておくほうが良いでしょう。
外したシートポストを軽く掃除して、
新しいサドルに固定しました。あとは、自転車に装着するだけです。
グリップ
続いて、カビカビグリップを交換します。
これもamazonで検索。同じものを入手できました。
お約束の新旧比較です。
基本的にはバイクのグリップ交換の手順と同じ。古いグリップを再利用しないのであれば、カッターナイフで切り開いて外すのが手っ取り早いです。
スポンと抜けました。
新しいグリップをハンドルに装着するには、なにか潤滑するものを塗って滑り込ませます。
潤滑するものと言っても、早く乾くものでなければなりません。今回、和休が用意したものは、パーツクリーナーです。
ハンドルとグリップ内側にシューっと吹いて、乾かないうちにグリップを押しこみます。
ちょっと失敗しましたが、なんとか装着できました。
運転する前に、引っ張っても抜けないことを確認しましょう。運転中に抜けるとコケます。
鍵交換
続いて、錆びついて動きの悪い鍵を交換します。
amazonで、ゴリンというメーカーの鍵を買いました。めちゃ安かったので、てっきり中華製とおもっていたら、国産でした。すいません😅
古い鍵を外します。フレームに+ネジで固定されているだけで、簡単に外れました。
新旧比較です。取り付け部の寸法は同じように見えますね。
古い鍵と同じように金属のバンドをぐるっとフレームに巻いて、ネジで固定。
できあがり。解錠するときの「シャコッッッ」という音が心地いい!
ヘッドライト
最後はヘッドライトです。昔ながらの、タイヤ発電式のライトがついています。
ライトを点灯すると、めちゃペダルが重くなるヤツですね。
ブリヂストンの自転車だけあって、痒い所に手が届くような装備がありました。
これは、ヘッドライトとつながっていて、このレバーを動かすとヘッドライトがタイヤに接触し点灯するというもの。
交換する部品はこちら。リム式発電ライト「MagBoy」です。
マグボーイに交換しました。一回りコンパクトになっています。
こいつの特徴は、発電装置がタイヤに接触するのではなくて、リムに接触します。
ヘッドライトがLEDということもあって、発電量が少なくてすむからでしょうか、ペダルがあまり重くなりません。
残念ながら、リモートスイッチは使用できませんでした。加工すれば使えそうですが、撤去しました。
試乗
変速機の無い自転車はやはり重かった!まぁ、これは想像していた通りなので仕方ないです。
グリップやサドルを交換したのですが、同じものに交換したので乗り味が激変するわけもなく。見た目がシャキッとしたぐらいですね。
ヘッドライトはネット上の口コミどおり、ONにしてもペダルがあまり重くなりません。以前のライトと比べると激変しました。非常に明るいし、これは買ってよかったです!