スガキヤってラーメン屋さんをご存知でしょうか。
愛知県名古屋市を中心にチェーン展開するラーメン屋さんで、「中京区のソウルフード」と言われるほどの人気を誇ります。
お正月に映画を見るのは初めてかも
1月2日、和休は「アナと雪の女王2」が見たい!という子供たちを連れて、明石市にあるイオンシネマにやってきたのです。
時間帯が良かったのか、明石という場所が良かったのかは定かではありませんが、映画館は空いていて、最後列を予約することができました。
ここなら、少々ゴソゴソしても後ろには迷惑が掛からないでしょう。
でも5歳の男の子ですから、映画を最後までずーっと大人しく見続けるなんてまだまだ無理。案の定、中盤で「もっとポップコーンが食べたいんだいっ!」と言ってジタバタし始めました。
多分、前のお客さんの背もたれを何回か足蹴にしたと思います。
エルサのヒャド系呪文の威力にびっくりしつつ、「前の客が短気な客だったらキレてるわ。」と冷たい汗をかきつつ、なんとか映画を無事に最後まで見ることができました。
イオンのフードコートで衝撃の出会い
映画が終わるとお昼過ぎ。お腹がへったので、イオンのフードコートでご飯を食べることにしました。
子供たちは定番のマクドナルド・ハッピーセット。「マ↓ク↑ド↓」と発音すると、ネイティブ関西弁感が出て良いでしょう。
和休は何にしようかな、とあたりを見回すと、なんと「スガキヤ」があるではないですか!
2020年1月現在、神戸市内にスガキヤはありません。自宅の最寄店は神戸市の北、三木市にある三木イオン店だったのですが、残念なことに、先日閉店してしまっています。
スガキヤ難民となっていた和休、迷うことなくラーメン大盛のオーダーを入れたのでした。
ピプーっ、ピプーっと呼び出しベルが鳴り、やってきましたスガキヤラーメン大盛!
このボリュームで430円という驚異のお値段でございます。
スガキヤの食べ方
スガキヤのラーメンは、「ラーメンフォーク」で食べるのが習わしとされています。
Q.”ラーメンフォーク”って何ですか?
A.”ラーメンフォーク”は、スープを飲むための”スプーン”と麺を食べるための”フォーク”が合体した食器で、店頭で提供する商品に添えさせていただいております。
スガキヤのHPより引用
そもそもラーメンフォークは、昭和53年、弊社先代社長「菅木周一」により考案されました。毎日大量に捨てられる”割り箸”を見て、環境保護と経費削減を目的に開発されました。
現在、店舗で使用されている”ラーメンフォーク”は、平成19年に弊社創業60年を機にリニューアルされたもので、より使い易い様、ユニバーサルデザインを取り入れ誕生しました。
同時にお子様・デザート兼用の小さなサイズのラーメンフォークも採用しています。
なお、現在”ラーメンフォーク”は、その優れたデザイン性を認められ、「ニューヨーク近代美術館(通称:MoMA)」のミュージアムショップにて販売されています。
スガキヤのやみつきスープ
スガキヤのラーメンは、「とんこつ」に分類されますが、とんこつの本場である九州人には理解できないであろう味だと思います。
スガキヤホームページによると、この味の秘密は「豚がら」より抽出した豚骨スープと、昆布や魚介からとった「だし」を合わせることで、「スガキヤの味」を生み出しているそうです。
和休がスガキヤを食べた感想も、「このラーメンめっちゃうめぇ!」ではないのですが、一度食べてしまうとなんだかやみつきになってしまう、不思議な味がします。
日本人の皆さんがほぼ毎日食べるであろう家庭のお味噌汁。「めっちゃうめぇ」というより「なんだか安心する」味ではないですか?
スガキヤラーメンの味って、そんな感じだと思うんです。
どうです?食べたくなっちゃったんじゃないですか?東海地方出身の皆様😁