「スズキ歴史館」でスズ菌補給
さて、和休の親の住む浜松の家まで無事にたどり着き、家族たちと合流しました。
到着した土曜日は、色々な用事があったのですが、翌日日曜日の午前中は特に予定なし。
そこで、かねてから行ってみたかった「スズキ歴史館」に行ってみることにしました。
スズキ歴史館に行くには予約が必要です
館内に大勢のお客さんが入らないように、スズキ歴史館は、事前予約制になっています。
和休は、前日に電話したのですが、ラッキーなことにまだ余裕があるらしく、あっさりOKをもらいました。
聖地巡礼 スズキ本社・高塚工場
JR高塚駅から車で5分ほどのところに、スズキの本社及び高塚工場があります。
スズキ歴史館は、本社から道を挟んで向かい側にあります。
早速入場してみましょう。
受付で名前を告げているうちに、子供たちは展示車両に向かってすっ飛んで行きました。
スズキ歴史館1階
入り口そばには、実際に跨れる展示車両が置いてありました。
カタナ1100!シブいのが置いてあります。
ほとんど走っていないのか、100,182km走行か!?
細部までピカピカです
バイクだけでなく、スズキの自動車も展示されていて、実際に乗り込むこともできます。
受付の奥には、スズキグッズの自動販売機がありました。
聖杯も売っていましたよ。
#スズキ歴史館
— 和休 (@tweet_waq3) April 1, 2018
聖杯売ってたw pic.twitter.com/tH2kROEOmz
ワゴンRのリアドアには、傘ポケットが装備されています。
これは便利!ぬれた傘って置き場所に困りますよね。
では、2階へ上がりましょう。
スズキ歴史館2階
2階にやってきました。だだっ広いホールの奥には、遠州コーナーがあり、遠州地方の紹介パネルや、航空自衛隊のフライトシミュレーターがありました。
2階のテーマは「世界のお客様へ」。スズキの工場がある国を紹介するパネル展示がありました。
開発ゾーン
その奥には、「開発ゾーン」があり、自動車の企画・デザイン。設計・実験風景が体験できる展示がありました。
企画会議に参加できます!
こちらでは、自動車のデザインを行っているようです。
走行実験車の展示と、テストコースに設置されている様々な舗装のサンプルが置かれています。
こちらは安全装置の展示です。
赤く着色されたところが車に乗っている人を保護するための装置、緑の部品が歩行者への衝撃を最低限に抑えるための装置だそうです。
V-Strom1000のカットモデル
V-Strom1000のカットモデルの展示がありました。
エンジン内部までじっくり観察できます。
V-Strom1000のエンジンは、ツインスパークエンジン。2本のスパークプラグがわかりますか?
インテークには2枚のバタフライバルブが見えます。
3Dシアターでバーチャル工場見学
さて、2階には3Dシアターがあって、時間になると工場見学の映像が流れるようになっています。
こんな3Dメガネが配られて、ちょっとしたバーチャル・リアリティが楽しめます。
3Dシアターの工場見学の続きになるように、工場内部の展示に続きます。
生産ゾーン
プレスされた外装を溶接、塗装を終えてこれから内部の艤装に入るところです。
こちらは、流れてくる自動車にシートを装着するところです。
実際に取り付ける風景がわかるようになっています。お金かかってますね。
ポカヨケ
こちらは、「ポカヨケ」と呼ばれる装置。ケアレスミスを防ぐための装置です。
流れてきた自動車に装着すべき部品がきちんとそろっているか、この装置が管理します。
ほな、3階へ行きましょか。
スズキ歴史館3階
3階のテーマは「お客様と歩んだ歴史」。スズキの創成期から現在に至るまでの製品が展示されています。
こちらが、「鈴木式織機」です。今はオートバイ・自動車メーカーとして知られているスズキですが、元々は布を織る機械を製造するメーカーだったのです。
トヨタもそうですね。
こちらがスズキが初めて作った自動車「スズライト」です。
反対側には、バイクの展示があります。最初のバイクは「パワーフリー号」。洒落た名前ですね。
これ、じいちゃんが乗っていたような、、、
幌ジムニー!!
VanVan75です。かわいい!
昔の車に貼ってあったなー。通産省のステッカーです。
おお!初代アルトワークス!
DR600R DAKARです。あーこれで旅したい。
エスクード?とおもったら、ドイツ仕様で名前は「ビターラ」。
これは、エルトン・ジョンモデルという特別限定車だそうで、なんと本人の直筆サインが書かれていました。
「♪きゃんどーいんざうぃん♪」
いかがでしたでしょうか。最初は子供たちを連れて行って間が持つのかな?と心配したのですが、あっという間に2時間が過ぎ、やや駆け足で回りました。
今度またゆっくりと訪れてみたいと思います。
スズキ歴史館のご案内
- 静岡県浜松市南区増楽町1301
- TEL 053-440-2020
- 開館時間 9:00~16:30
- 休館日 月曜日、年末年始、夏季休暇等
- 入館料 無料
- 駐車場 乗用車50台
- 見学方法 予約制・自由見学
- アクセス 東海道新幹線「浜松駅」から在来線に乗り換え「高塚駅」下車徒歩10分
高塚駅は建て替えられて駅の北側に出口ができました。北出口から線路沿いに東へ歩いてください。
駐車場は、屋根つきのところと青空駐車場がありました。和休が帰るころには観光バスが停まっていました。
スズキ車じゃないと遠いところに停めさせられる、とかケチなことはありません。
おまけ
本社工場から南へ5分ほど、喜慕里(きぼり)という中華料理屋さんがあります。
ここの餃子はおすすめですよ!あわせてお楽しみください。
店内はカウンター席と座敷席があります。