3月3日、職場のスノーボード仲間と一緒に、今シーズン最後の滑りを楽しむため、スキー場へやってきました。
今日やってきたスキー場は、兵庫県にある「氷ノ山国際スキー場」です。
こちらのスキー場は、 関西で唯一のレースセンターでもあり、西日本一の基礎検定バーンを有した、体育会系のゲレンデとなっております。
いつもは和休の車でスキー場へ向かうのですが、今回はバスツアーを申し込みました。
予約したものの、 今年の但馬地方は大変雪が少ないそうで、この日もはたしてスキー場は営業するのか、当日までやきもきしながら過ごしてきたのです。
途中、休憩のため立ち寄った道の駅 但馬のまほろばの駐車場には、まったく雪はありません。遠くに見える山の頂上に、わずかに雪が見えます。今日は、本当に滑ることができるのでしょうか。
氷ノ山国際スキー場 に到着
10時過ぎ、氷ノ山国際スキー場に到着しました。駐車場にもまったく雪がありません!
このスキー場は、駐車場からまずリフトでゲレンデボトムへ向かいます。リフトの周りには少し雪が残っていますね。
氷ノ山国際スキー場のHPから引用しました。
地面が出てしまったゲレンデボトム
リフトを降りて、ゲレンデボトムに到着しました。なんと一番下のゲレンデは、雪不足のためクローズされています。
今日滑れるコースは、わずかに2つ。初心者向けのファミリーコースと中級者向けのロマンスコースのみ。とりあえず、足慣らしでファミリーコースを滑ることにしたのでした。
氷ノ山国際ロッヂ裏側に、リフト乗り場があります。
ファミリーリフトに乗って、上までやってきました。
雪の状態は湿っていて重たいのですが、楽しく滑ることができそうな感じです。
スキー場にとっては残念でしょうが、お客さんの人数も少なくて、ストレスなく滑ることができましたよ。
アクシデント発生
ファミリーコースを数本滑った頃でしょうか、メンバーがレンタルしたスノーボードに異変が生じました。
ビンディングのネジが飛んでしまったのです。このまま滑るのは危ないので、レスキューを依頼して降りてきました。
すぐ、代わりの板を持ってきてくれることになったのですが、ちょうど飯どきになりましたので、ロッヂでお昼ご飯を食べながら待つことにしました。
午後からは中級コースである「ロマンスコース」を、時間の限りバンバン滑ることにしました。
今日の天気は曇りだったのですが、これが雪には良かったみたいで、びしゃびしゃまで溶けることなく最後まで滑ることができました。
氷ノ山国際スキー場の感想
もともと旧関宮町が運営していたスキー場だけあって、ゲレンデの食事場所はレストランというより食堂というのがしっくりくるなど、昭和の雰囲気が各所に残る、氷ノ山国際スキー場。
ですが、バッジテスト会場でもあるコースもあって、本気で滑りを極めたい方にはおすすめのゲレンデです。
今日はすべてのコースを滑ることができなかったものの、各コースの幅は広くとられています。
「アルペンボード・競技スキーの聖地」と呼ばれるほどの体育会系のスキー場なので、初心者には少し厳しいゲレンデかもしれませんが、ある程度滑ることができるなら、楽しむことができるでしょう。
ただ、コース数はあまりないので、すぐ飽きてしまうかもしれません。ひたすら練習に励むのが正しい楽しみ方かもしれません。
マイナスポイントとしては、レンタルショップ横にある更衣室が狭いことと、ふもとにあるチェーン装着場からスキー場の駐車場までの登り坂がきつく、路面に雪がある状態ではチェーンを装着しないと、間違いなく2WDの車では上ることができないことです。
以前訪れたときは、道の途中で立ち往生する車でふさがれ、大渋滞が発生していました。
2WDの車で向かう場合は、必ず、チェーン装着場でチェーンを装着してくださいね。