「あらぎ島」ってご存知ですか?
和歌山県有田郡有田川町清水にある棚田のことです。和歌山県で唯一「日本の棚田百選」に選ばれており、2013年(平成25年)には、国の重要文化的景観の指定を受けています。
Ωの字型に蛇行する有田川の内側に、まるで舌のように広がる扇形の土地。江戸時代の初期に大小54枚の棚田として開発され、今に至ります。
あらぎ島の対岸には展望台が用意され、その景色を眺めることができます。また、徒歩10分ほどのところに道の駅「あらぎの里」があり、あらぎ島について情報を得たり、一服したりできます。
和休は、車を運転するようになってから、「夜に遠出したくなる」癖があります。
道は空いているし、歩行者はほとんどいないし、夏は涼しいし。運転の練習と称して、あちこち走り回ったものです。
今でも子供を寝かしつけた後、ふらっと明石海峡大橋を眺めに行ったり、
先週末、その「癖」が発動してしまったのです。
たまたま、Googleの画像検索であらぎ島の写真をながめていたのですが、急に夜のあらぎ島を眺めに行きたくなったのです。
神戸市の自宅を出発して約3時間。和歌山県道184号線の険道区間を通り、鹿に2頭出会い、はるばるやってきました。
肉眼ではほとんど見えない状況だったのですが、15秒シャッターで撮影したのがこちらの写真です。
田んぼには水が満たされ、田植えが終わっているのがわかりますね。
和休がGoogle画像検索でみた写真は、天の川がきれいに写っていたのですが、和休が撮影した写真はさっぱり。星がちらほら写っているだけでした。
改めて撮影したいところです。でも、もう夜に訪れるのはやめようと思いました。
なぜなら、この撮影場所のすぐ裏は、民家があるのです。夜中に見知らぬ人が車が来て、三脚を出し、長時間露光の撮影をしていたら嫌ですよね。