宍粟市に伊和神社という神社があります。
神社の前を国道29号線が通っており、これまで何度か通ったことがあるし、向かいには道の駅があります。
道の駅には何度か入ったことがあり、ついでに神社にお参りしようとすれば何回もその機会があったのですが、なんとなく機を失していました。
今日は仕事で宍粟市に来ていて、地元の方にその話をしたら、せっかくの機会だからとその方が連れて行ってくださいました。こういうのって縁ですよね。
宍粟市は、平成17年の「平成の大合併」で誕生した市で、伊和神社のある場所の合併前の町名は、宍粟郡一宮町。
一宮とは、ある地域の中で最も社格の高いとされる神社のことであり、伊和神社がその由来となっています。
神戸市垂水区の海神社、たつの市の粒坐天照神社と並び、「播磨三大社」と呼ばれています。
伊和神社
伊和神社は、道の駅・播磨いちのみやの向かいにあります。
多くの大木がそびえ、入口は厳かな雰囲気。他の神社では感じたことのなかった「結界」というか「パワースポット」感を感じる神社です。
伊和神社の境内です。鳥居をくぐるとき、結界の力ではじかれたらどうしようと思いましたが、無事、入れてもらえることができました。
手水舎です。力持ち6人で支えてくれています。
無事かえるくんです。(嘘)
伊和神社の本殿です。ここで、地元の方からのクイズです。
伊和神社は一般的な神社と異なり、本殿が北向きに置かれています。なーんでだ❓
正解は、この神社の由来にあります。
その由来を知るために、本殿の裏へ向かいました。
鶴石
伊和神社の本殿の裏には、「鶴石」という聖なる石があります。
播磨国の一の宮・総氏神様と崇められ、農・工・商などの産業や交通安全などの神様として人々の信仰を集めています。
本殿裏の鶴石伝説は有名で、一夜にして杉・桧などが群生し、多くの鶴が舞うなか、大きな二羽の白鶴が石の上に北向きに眠っていたことから、北向きの社殿を造園したと伝えられています。
兵庫県公式観光サイトより引用