国内大手タイヤメーカーは、6月からタイヤの値上げをすることを、相次いで発表しました。
天然ゴムや合成ゴムの価格が高騰しているためだそうで、その原因は、天然ゴムの産地であるタイで洪水の影響で生産量が落ちてしまったことや、中国などでの需要が高まっていることがあげられます。
国内大手における、オートバイ用タイヤの値上げ幅は概ね6%です。
もし、いま装着しているタイヤが交換時期であれば、5月中に交換してしまうのが良いでしょう。
ショップが込み合うかもしれませんから、作業予約はお早めに。でも、この時期、GWやいろんな税金の支払いがあって、出費がかさむ時期なんですよね~
ただ、値上げだからといって、まだまだ使えるタイヤを前倒しして交換してしまうほどの値上げではないと思います。
また、今のうちに購入してどこかに保管しておいて、交換時期になったら交換してしまう、というのも一つの手ではありますが、タイヤの保管というのは結構難しいそうです。
保管にあたっては、ゴムに紫外線は禁物なので屋内に保管しなければなりませんし、温度管理も重要です。
タイヤからは独特の臭いもでますから、ワンルームマンションでタイヤと同居するのは、ちょっとやめておいた方がいいと思います。
そんな訳で、タイヤの長期保管には、保管に適した条件を満たした倉庫がないと、現実的には厳しそうです。
そもそもタイヤは生ものなので、タイヤの長期保管に対して和休は賛成しません。
タイヤは、バイクや車で一番高価な消耗品といわれています。
それに、車体と路面を繋げる唯一の部品でもあります。
適切な交換時期に、自分とバイクにあった適切なタイヤに交換することが大事ですね。