iPhoneを充電したりデータ通信するときのケーブルは、一般的なUSBケーブルではなく、ライトニングケーブルというケーブルを使用します。
先日、和休のバンディット1250Sに、雨対策を施したUSB電源を装着しました。
GPSロガーとして装着しているiPhoneに電気を供給するためにライトニングケーブルを接続するのですが、電源とスマホケースが近いので、その長さは30cmほどあれば十分なんです。
手持ちのライトニングケーブルは1mのものだったので、短いものを買いなおそうかと思ったのですが、たまたま見かけたネットの記事でUSBケーブルをカールコード化した記事を見かけたので、和休も真似してみることにしたのです。
ちなみに「カールコード」がよく使用されているのは、電話機と受話器の間をつなぐ線です。
ツタのようにくるくると巻かれた線で、伸び縮みするようになっていて、使わないときは短くまとまるようなコードです。
カールコードのライトニングケーブルという市販品もあるようです。
ざっくりした作り方としては、適当な丸い棒(菜箸がちょうどいいかも)にライトニングケーブルを巻き付けていき、ドライヤーやヒートガンで熱したあと冷ますことで、カールしてまとまるそうです。
では、早速やってみましょう。
用意したものは、1mのライトニングケーブルと、あさがおの栽培につかうツタをからませるための丸い棒です。
ライトニングケーブルを丸い棒にきつく巻き付けていきます。
このあと、ドライヤーで少し熱くなる程度に熱し、一晩冷まして出来上がり。
棒から外してみるとこんな感じ。残念ながら市販品のようにきれいなカールにはなっていません。
さらにこの状態では縮もうとする力が弱く、一旦伸ばすとだらしなく伸びてしまいます。
縮み力を強化するには、「逆巻き」というそうですが、先ほどの棒に逆巻きにして巻き付け、熱して冷ますという工程を加えることが必要です。
逆巻きを行ったライトニングケーブルをスマホケースにセットしたところです。
ちょうど良い長さになりました。