旅馬の舞台裏

大阪府立大型児童館ビッグバンへ行きました

2018年4月29日ゴールデンウィーク前半戦、愛知県に住んでいる和休の弟一家が、関西へ遊びに来ることになりました。

さてどこへ行こうか、と悩んだ結果、以前、友達家族と遊びに行ったことのある大阪府立大型児童館「ビッグバン」へ行くことにしました。

なお、2021年3月末に大阪府から堺市に移管され、堺市立ビッグバンとなっています。

www.bigbang-sakai.jp

大阪府立大型児童館「ビッグバン」とは

宇宙を想像させる名前ですが、ビッグバンの名誉館長はあの「銀河鉄道999」などで有名な松本零士氏なんです。

1999年6月にオープンし、内部は宇宙からの訪問者、「ベアル」と「メロウ」の壮大な旅物語を題材とした松本零士ワールドが広がっています。

和休も松本零士アニメで育った世代ですので、ワクワクしながらビッグバンに入場、「カプセル1」と書かれたエレベーターで4Fに向かいました。

なぜ、最初に4Fへ向かったかと言いますと、ここに「パワーユニット」と呼ばれる「ベアル」と「メロウ」の物語が上映される劇場があるのです。定員があるので、パワーユニットに入るには1Fで予約が必要です。

ビッグバン4F「おもちゃスペースシップ」

大阪府立大型児童館ビッグバン

4Fに到着しました。なにやら様子が違います。思い描いていた松本零士ワールドではなく、昭和の町並みが目に飛び込んできました。

日本(大阪)が活気に溢れた時代ー昭和30年代の民家や商家を再現。 その中で、子どもたちが時代玩具と触れあうことができる実物大ジオラマ

ビッグバンホームページより引用

大阪府立大型児童館ビッグバン

コマ、けん玉、フラフープやスマートボールなどの遊び道具が置かれていて、自由に遊ぶことができます。和休、コマを回すのは得意なので、子供たちに教えてあげました。

大阪府立大型児童館ビッグバン

大阪商店のカウンターには黒電話があり、初めて見た平成生まれの子たちには「?」がうかんでいます。

大型ふくわらい

こちらは、巨大ふくわらいです。

大阪府立大型児童館ビッグバン

細部までこだわって造られたセットです。

大阪府立大型児童館ビッグバン

昭和30年代の町並みの隣に、「からくりサーカス」と呼ばれる場所があります。

これは、不思議な動きをするおもちゃに触れて、おもちゃのからくりを学ぶものだそうです。

大阪府立大型児童館ビッグバン

「エクスプロラトリアムコーナー」というサンフランシスコからやってきた装置です。

このように、身近な科学現象や原理を、遊びの中で体験することができます。

松本零士名誉館長の絵

館内を子供についてうろうろしていると、名誉館長である松本零士氏の絵が飾ってありました。

パワーユニット

大阪府立大型児童館ビッグバン

上映時間になったので、パワーユニットへ入ります。

パワーユニット

内部は50名程度入れるのでしょうか。

前面にある3つのスクリーンに映像が投影されます。かつては映像に同期して座席が動いたようで、そのためのシートベルトがあるのですが、今は残念ながら座席は動かない運用です。

物語の内容は、「ベアル」と「メロウ」が宇宙のかなた「ハートイピア星」から「夢」を求めて地球へやって来る、というものですが、そこは松本零士氏がプロデュースした施設です。

宇宙船の発進シーケンスや危機脱出のシーンは「宇宙戦艦ヤマト」を彷彿させるものでした。

ビッグバン2F「アストロキャンプ」

3Fは「ハートイピア星」が再現され、大昔、大阪湾に生息していたマチカネワニをモチーフとした大型遊具が置かれています。

大阪府立大型児童館ビッグバン

マチカネワニの骨格遊具です。骨格の岩山に、滑り台や鉄琴、ワニの巣のトランポリンなどがあります。?

3Fには小さい子供向けの遊具や授乳室があるほか、休憩室があるのでお弁当を持ち込んで食べることができます。

遊具の塔

大阪府立大型児童館ビッグバン

ビッグバンの入り口なんですが、右側の高い塔をご覧ください。

こちらの内部は、なんと「ジャングルジム」になっています。

地上25m(4F)~53m(8F)の空間を8層に区分し、垂直遊具17アイテムを設置した室内型の遊び空間。
53mの高さをほこる巨大なジャングルジムです。

ビッグバンホームページより引用

大阪府立大型児童館ビッグバン

内部は大人が通るには狭いほどの空間で、4Fから上へ上へと登っていきます。

小さい子供も大人が同伴できれば遊べますが、体が大きい方はちょっとしんどいです。

ヘルメットは4Fの入り口で貸してくれます。

神戸に帰らなければならなかったので15時頃に退館したのですが、あっという間でした。一日中遊べますね。

堺市立ビッグバンのご案内

  • 大阪府堺市南区茶山台1丁9番1号
  • TEL 072-294-0999
  • 開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日 月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館日になります。)
  • 観覧料 大人1,000円、中学生、小学生800円、小学校就学前600円、3歳未満無料
  • 割引 割引はこちらをご覧ください。
  • 駐車場 乗用車169台 3時間まで700円、以後1時間毎300円

電車でのアクセス

車でのアクセス

駐車場の多くは立体駐車場なので、高さ制限(1,500mm程度)があります。高さ制限のないスペースもありますが、台数は限られています。

www.bigbang-sakai.jp